長文注意 【女性にとっての幸せは、早く結婚して子供を持つことなのか? ~都議のアホ発言に思う~】
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アホらしいのと、
トピックがデリケートかつ複雑な問題なので、
あまり考えないようにしていたのだが、
どうにもこうにも気持ち悪いので、ちょっと調べてみた。
-----------------------------------------------------------------------
そもそも少子化の何がいけないのか、イマイチ理解していない僕ですが(勉強しろよ)
その背景については、ド素人の僕が考えるだけでも、
1.過去と比較して、価値観が多様化してきている
①婚姻に関する価値観
└婚姻したい人
└できる人
└できない人
└婚姻したくない人
②子どもを持つことに関する価値観
└婚姻している人
└子供をもちたい(けど、できない、も含む)
└子供をもたない
└婚姻していない人(婚姻解消した人も含め)
└子供をもちたい(結婚したくないけど、子供は欲しい)
└子供をもたない(育てられない)
③上記に関する「時間軸」の選択権
└いつ婚姻するのか?
└いつ子供を持つのか?
2.子供を持つこと(出産、育児)が負担とならざるを得ない社会環境
①心理的負担
└母親が1人で子育てせざるを得ない環境
└家庭内
└父親の長時間労働
└(義)祖父母との関係
└家庭外
└地域コミィニティ
└行政サポート機関
└民間サポート機関
②経済的負担
└収入面
└雇用の不安定化
└過去の賃金モデルの変化(年功序列の崩壊)
└低賃金化
└子育て期間の収入減
└支出面
└子育てにかかる費用増
└食費
└消耗品費
└医療費
└教育費
3.親となる世代(「合計特殊出生率」の基礎となる15歳~49歳の女性人口)の減少
が思いついたわけで、
まさに複雑かつデリケートで、
大きな視野かつ長期的な目線かつ横断的に取り組まないといけない問題だと思います。
--------------------------------------------------------------------------------
で、このおっさん議員が少子化対策に力を入れているとのことで、
おっさんのwebページ
(http://www.akihiro3708.com/greeting/index.html)
を見てみたのですが、
「政策の10か条」のなかに、
6.子育て支援の充実
・ 商店街の空き店舗、ビルの空き部屋を利用して、小規模保育を推進し、5年間で2万2千人分の保育サービスを供給致します。
7.女性が働きやすい社会の実現
・ ワークライフバランスの推進のため、企業に働きかけ、数値目標を設定し取り組みます。
・ 女性モニターの声を都政に反映させます。
とあり、
「なるほど、まぁありきたりだなぁ。。。」
(↑別にけなしているわけでないです、念のため。)
と思ったのですが、
おっさん議員の謝罪会見の全文を読み、違和感の正体がわかった気になりました。
--------------------------------------------------------------------------------
(参考)
※鈴木章浩都議の謝罪会見・全文
http://blogos.com/article/89049/
あの発言は、
「少子化が問題になる中で、早く結婚していただきたいなという軽い思いで発してしまった。」
らしいです。(真意かどうかはおいておいて)
おっさん議員の中では
女性が早く結婚すること→少子化の解決!
ヤッタネ!
オメデトウ!!
で、僕が感じたのは、
「女性は早く結婚して、子供を作るべき」
というのが、
このおっさん議員の価値観として見え隠れする、ということ。
別に個人の価値観として持つのは勝手なんですけどね。
でもまぁ、なんとも生きづらい社会だこと。。。。。。
イキグルシイヨーーーーーー
ボクソンナノヤダヨーーーーーー
-------------------------------------------------------------------------
僕がこのおっさん議員がアホだなぁと思うのは、
デリカシーのない発言はもちろん、
政治家として、先に挙げた少子化の背景を全く理解していない(しようとしていない?)
点にあるわけです。
「ゆるぎない信念」を持つのは勝手ですが、
仮にも少子化対策を政策と掲げているなら、
政治家として、個人の価値観はおいておいて、
もっと勉強したほうがいいんじゃないかな?
----------------------------------------------------------------------------
(参考)塩村都議の質問内容はこちら↓
東京都議会
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/record/proceedings/2014-2/03.html#15
◎まとめると
女性のサポート、子育て支援について
└(背景)東京の女性の、晩婚・晩産化による、高齢生産や不妊治療を受ける女性の増加
└妊娠・出産・育児に関わる悩みを抱える女性のサポート体制の整備
└妊娠に関するサポート
⇒特に周囲に相談できる人のいない妊婦の方を支える仕組みの整備⇒②-1に対応
⇒不妊原因として男性にも原因があることへの、若い世代への啓発の必要性⇒①-2に対応
└育児に関するサポート
→都営地下鉄におけるベビーカーの優先スペースの設置について⇒②-1に対応
------------------------------------------------------------------------------
というわけで、
ヤジとか、セクハラとかいろいろいわれているけど、
私の感想としては、
「政治の世界の常識は現実の常識と乖離しすぎているなぁ。。。。」
という感想でした。(そこかい!)
(しかもこの議員さん、トップ当選。。。。。)
そんな中でまじめに政治をされている方々には、本当にアタマが下がります。
------------------------------------------------------------------------------
ちなみに。。。
名乗り出たおっさん議員の事務所に生卵が投げつけられたとか。。。。
そんなことしたら、自首したメリットがなくなるよね。。。。
たたきやすい人を見つけたら、集団でたたくというのも、
いかにも日本的。。。
(まぁ僕もその一人なのですが。。。。。)
-------------------------------------------------------------------------------
最後に、
My嫁がFacebookに投稿した内容が心に刺さったので転載します。
~以下転載~
昼間、息子を保育園に預けている私でさえ、
イラッとして手を挙げてしまいそうなるときもあるし、
ひどい言葉を向けてしまうこともある。
そして、こんな私は母親失格なのかと落ち込むこともある。
子どもたちの可愛い寝顔を見て反省して、
明日もこの子たちのために頑張ろうって思う。
その繰り返し。
~転載ここまで~
正直、僕もまだまだですね。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。
トピックがデリケートかつ複雑な問題なので、
あまり考えないようにしていたのだが、
どうにもこうにも気持ち悪いので、ちょっと調べてみた。
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そもそも少子化の何がいけないのか、イマイチ理解していない僕ですが(勉強しろよ)
その背景については、ド素人の僕が考えるだけでも、
1.過去と比較して、価値観が多様化してきている
①婚姻に関する価値観
└婚姻したい人
└できる人
└できない人
└婚姻したくない人
②子どもを持つことに関する価値観
└婚姻している人
└子供をもちたい(けど、できない、も含む)
└子供をもたない
└婚姻していない人(婚姻解消した人も含め)
└子供をもちたい(結婚したくないけど、子供は欲しい)
└子供をもたない(育てられない)
③上記に関する「時間軸」の選択権
└いつ婚姻するのか?
└いつ子供を持つのか?
2.子供を持つこと(出産、育児)が負担とならざるを得ない社会環境
①心理的負担
└母親が1人で子育てせざるを得ない環境
└家庭内
└父親の長時間労働
└(義)祖父母との関係
└家庭外
└地域コミィニティ
└行政サポート機関
└民間サポート機関
②経済的負担
└収入面
└雇用の不安定化
└過去の賃金モデルの変化(年功序列の崩壊)
└低賃金化
└子育て期間の収入減
└支出面
└子育てにかかる費用増
└食費
└消耗品費
└医療費
└教育費
3.親となる世代(「合計特殊出生率」の基礎となる15歳~49歳の女性人口)の減少
が思いついたわけで、
まさに複雑かつデリケートで、
大きな視野かつ長期的な目線かつ横断的に取り組まないといけない問題だと思います。
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で、このおっさん議員が少子化対策に力を入れているとのことで、
おっさんのwebページ
(http://www.akihiro3708.com/greeting/index.html)
を見てみたのですが、
「政策の10か条」のなかに、
6.子育て支援の充実
・ 商店街の空き店舗、ビルの空き部屋を利用して、小規模保育を推進し、5年間で2万2千人分の保育サービスを供給致します。
7.女性が働きやすい社会の実現
・ ワークライフバランスの推進のため、企業に働きかけ、数値目標を設定し取り組みます。
・ 女性モニターの声を都政に反映させます。
とあり、
「なるほど、まぁありきたりだなぁ。。。」
(↑別にけなしているわけでないです、念のため。)
と思ったのですが、
おっさん議員の謝罪会見の全文を読み、違和感の正体がわかった気になりました。
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(参考)
※鈴木章浩都議の謝罪会見・全文
http://blogos.com/article/89049/
あの発言は、
「少子化が問題になる中で、早く結婚していただきたいなという軽い思いで発してしまった。」
らしいです。(真意かどうかはおいておいて)
おっさん議員の中では
女性が早く結婚すること→少子化の解決!
ヤッタネ!
オメデトウ!!
で、僕が感じたのは、
「女性は早く結婚して、子供を作るべき」
というのが、
このおっさん議員の価値観として見え隠れする、ということ。
別に個人の価値観として持つのは勝手なんですけどね。
でもまぁ、なんとも生きづらい社会だこと。。。。。。
イキグルシイヨーーーーーー
ボクソンナノヤダヨーーーーーー
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僕がこのおっさん議員がアホだなぁと思うのは、
デリカシーのない発言はもちろん、
政治家として、先に挙げた少子化の背景を全く理解していない(しようとしていない?)
点にあるわけです。
「ゆるぎない信念」を持つのは勝手ですが、
仮にも少子化対策を政策と掲げているなら、
政治家として、個人の価値観はおいておいて、
もっと勉強したほうがいいんじゃないかな?
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(参考)塩村都議の質問内容はこちら↓
東京都議会
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/record/proceedings/2014-2/03.html#15
◎まとめると
女性のサポート、子育て支援について
└(背景)東京の女性の、晩婚・晩産化による、高齢生産や不妊治療を受ける女性の増加
└妊娠・出産・育児に関わる悩みを抱える女性のサポート体制の整備
└妊娠に関するサポート
⇒特に周囲に相談できる人のいない妊婦の方を支える仕組みの整備⇒②-1に対応
⇒不妊原因として男性にも原因があることへの、若い世代への啓発の必要性⇒①-2に対応
└育児に関するサポート
→都営地下鉄におけるベビーカーの優先スペースの設置について⇒②-1に対応
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というわけで、
ヤジとか、セクハラとかいろいろいわれているけど、
私の感想としては、
「政治の世界の常識は現実の常識と乖離しすぎているなぁ。。。。」
という感想でした。(そこかい!)
(しかもこの議員さん、トップ当選。。。。。)
そんな中でまじめに政治をされている方々には、本当にアタマが下がります。
------------------------------------------------------------------------------
ちなみに。。。
名乗り出たおっさん議員の事務所に生卵が投げつけられたとか。。。。
そんなことしたら、自首したメリットがなくなるよね。。。。
たたきやすい人を見つけたら、集団でたたくというのも、
いかにも日本的。。。
(まぁ僕もその一人なのですが。。。。。)
-------------------------------------------------------------------------------
最後に、
My嫁がFacebookに投稿した内容が心に刺さったので転載します。
~以下転載~
昼間、息子を保育園に預けている私でさえ、
イラッとして手を挙げてしまいそうなるときもあるし、
ひどい言葉を向けてしまうこともある。
そして、こんな私は母親失格なのかと落ち込むこともある。
子どもたちの可愛い寝顔を見て反省して、
明日もこの子たちのために頑張ろうって思う。
その繰り返し。
~転載ここまで~
正直、僕もまだまだですね。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。