文系人間がデータサイエンティストを目指すブログ

中学で数学をあきらめた超文系人間が、大学院に進学し、データサイエンティストを目指すという無謀なブログです。

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【就活生向け】面接対策で押さえておいた方がいい前提

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先日、出張のため新大阪駅に向かっている環状線の車内で、就活してますんでそこんとこよろしくお願いいたします的なリクールートスーツ姿の男女を大量に目撃し、「あぁ、初夏だなぁ」と実感したのですが、近くにいた量産型女子就活生(普段はジャンカラでバイトしてそうな感じ)の会話を偶然にも聞いてしまってブルーになってしまいました。(なぜかこういう会話はいつも拾ってしまう。だから人混みは苦手)

曰く、
「こんな時代だから、面接はちゃんとしないと受からないと親に言われた」

著者は32歳男性・国立大学の滑り止めで有名な某私立大卒業のしがないサラリーマンなのですが、僕が就活していたときは、売り手市場の初年度で、僕自身は就活で苦労した思い出はないのです。(ザ・ポジショントーク!)なにせ超売り手市場だったので。むしろエントリーシートも出していない某業界最大手の生保勤務の先輩を名乗る人物から、携帯に「就活の相談に乗ってあげる」という誘いに(そもそもあんた誰やねん)と思いながら、ホイホイついて行く、というやりとりを3回くらい繰り返したある日、もっと女形っぽい尾上菊之助似の偉そうなオーラの人に「内定だよ」と言われ、それきっかけで世の中を舐めた態度に拍車がかかり、その後の人生で大変苦労する礎を築いたくらいしか思い出にないので。(ちなみにこの会社を辞退するのに大層苦労して、最後は尾上菊之助からの電話を着信拒否にさせていただきました。結果的にこの会社に入社しなくてよかった。入社してたら今頃この世におらんか、ハゲているかのどっちかやな。今は多額の生命保険に加入させていただいているのでご容赦ください。)

読モとかやってる量産型女子大生はキラキラ女子を目指して「いざ!サ○バーエージェント!」「絶対、サンテレビの女子アナ!」のかもしれませんが(すいません。完全なる独断と偏見です。)、発言者の方はパッと見た感じ、よくも悪くもジャンカラでバイトしてそうな普通の女子学生さんだったので、日経とかに載っている「学生に人気の就職先ランキングトップ100」とかをちゃんと準備して上から順番に受けたらどこからか内定をもらえるでしょう。安心してください、想定の範囲内です。

じゃあ、なんで先述の発言にこんなに引っかかったのか考えていたのですが、

個人的には、結局面接の評価って
①「その人自身のパーソナリティ(性格とか、価値観とか、経験とか)※何を重視するかは企業によって異なる」×②「表現力(どれくらい相手に自分の事をわかりやく伝えれるか)(%)」ー③「マナー(服装・靴・話し方等)」
で決まると思っていて、でも巷にあふれている面接対策って、②とか③についてばかりな気がするのです。(ちなみに、これって絵画をはじめとする芸術の世界と同じだと思っていて、色彩とか歌詞って、その人の価値観を表現する手段でしかなくて、受け取り手側としては、その表現の奥にある本質が楽しいのです。)

要は①が0なら、何をかけても0だろ!小手先で勝負しようとするなってことです。

え?自分には①でPRできるものがない?大丈夫です。ほとんどの大学生はそうだし、結果的に自己PRなんて、バイト、サークル、短期インターン、資格、部活、留学、ゼミ等に落ち着きますから。そして企業側も、よっぽどの人気企業じゃなければ、そういう人材を求めてますから。

まぁ、この文を最後まで読んで読んでいただいた真面目なあなたには、田端信太郎さんという方のnote、「就活生よ!志望企業を正しくdisれ」という文章をご一読することをオススメします。ちなみにここで書いたことは、意識高い系をこじらせたさえないおっさんリーマンの言うことなので、一切気にしないことをオススメします。

あー、そうそう。短期的に「優しい人」って、長期的な目で見たら「無責任な人」なんですよね。

※僕の大好きな幕末の絵師・河鍋暁斎の絵。いつの時代も男がやっていることの本質が変わっていないことを、ひねくれた表現で描写していて、大好きです。f:id:restart0814:20160515024938j:image

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