文系人間がデータサイエンティストを目指すブログ

中学で数学をあきらめた超文系人間が、大学院に進学し、データサイエンティストを目指すという無謀なブログです。

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最近やたらと叩かれている舛添都知事と関西における納豆の共通項について大阪人が真面目に考察してみた

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祝日がなく雨が多いうっとおしい季節にも関わらず、ブライダル業界の陰謀で、無理やりポジティブな印象を与えるために「ジューンブライド」なる単語がうまれた6月になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 

私はテレビ(特に民放)は見ない人間なので、世の中の皆さんが何に関心を持ち、どのように洗脳され、ランチの共通の話題を何にしておられるのか知るすべがなく大変困惑しているところです。さて最近は毎朝嫁さんが視聴しているテレビ番組にて、泣いている赤ちゃんをあやすのにあまり適していない舛添都知事のご尊顔を拝見する機会が増えたので、ある日の我が家の朝食が私の大嫌物の納豆だった理不尽な怒りと併せて、「舛添都知事と大阪における納豆のポジションって結構似てるよね」とわりと真剣に考えてしまったので、日本全国の納豆製造業者の皆様と納豆愛好家の方々およびそういえば初恋の相手は舛添都知事だったわ、的な熱狂的支援者の方々に膨大なクレームをいただくのを覚悟で、両社の共通項について以下論述していきますので、ご笑納いただければ幸いです。 


【共通点1】見た目がいかんともしがたい 
①納豆の場合 
納豆の見た目で特徴的なのは、「茶色」という食欲をそそるのにあまり適していない色彩と、最近日本経済を活気づけて下さっている訪日外国人の方から見たら罰ゲームとしか思えないようなネバネバな糸だと思います。 だからなんだ?それがどうした?とおっしゃる納豆ヘビーユーザの方々に振り上げたカラシを一旦横においていただき質問したいのは、「『茶色』と聞いて連想するものはなんですか?」ということです。 おそらく「材木」・「革製品」・「ピー(※小学生低学年男子が喜びそうなものです。お察しください)」というわけで、食べ物が出てこないどころか、食べてはいけないものむしろ食べた後のものが出てきてしまう惨事になるのではないでしょうか。 続けて同様に「『糸』と聞いて何を連想しますか?」という質問には、「衣類」・「蜘蛛」・「中島みゆき」、と同じく食べ物ではないものばかり思い浮かぶことかと思います。(最後のはまれにヲカズに活用されている方もいらっしゃるかもですが)というわけで、美納豆写真家などの職業が確立されない限り、納豆氏の見た目のハンデは、生まれつきの天然パーマで中学生のときのニックネームが「スチールウール」で、クラスの終わりの会の「いじめをなくそう」のコーナーで歴代最多の主役を務めた私より深刻であると考えます。 


②舛添都知事の場合 
恥ずかしながら今回騒動になるまで私にとって舛添氏および元妻の片山さつき氏は、興味・関心および恋愛の対象ではなかったので失礼ながらあまり存じ上げなかったのですが、大学生のコピペリソースwikipediaを見る限り、前者は相当苦労と努力を重ねた方のようで人は見かけで判断してはいけないな、と猛省いたしました(「人は見た目が9割」という本はベストセラー&ロングセラーですが)。具体的には江戸時代から続く庄屋の家系にお生まれになったにも関わらず、お父上の病臥をきっかけに家業が傾き以降は貧困の中で苦学された幼少期を過ごされたり、勉学に励まれた結果、日本の最高学府の最高学府・東京大学に入学された後も決して順調とは言えず、政治家を志し立候補するも未遂に終わったり落選したり当選してもネタにされたりと、波乱万丈の人生を送られているご様子。鋭い眼光や行き過ぎた前頭部などに代表される舛添氏のご尊顔は、氏の生き様すなわち困難にめげない努力と強い意志の結果形づくられたものなんだなと妙に納得し、安易に「悪人面」「ピッコロ大魔王のできそこない」とか言ってはいけないな、と猛省した次第です。ただ日本における政治家においては政策や実績よりクリーンさとか清潔なイメージがウケるのは周知の事実で、たとえば発言が過激にもかからず「髪の毛フサフサ・年齢のわりにイケメン・見た目がギトギト油ギッシュでない」という理由で、私の本拠地大阪では人気のあった(アンチも相当多かったですが)弁護士の橋下氏に比べると、やはり舛添氏のご尊顔は有利にはなりかねるかと慮りますので、生まれた時代と国が悪かったとしか言いようがないですね。でも氏には不断の努力と不屈の意志で頑張ってほしいです。レッツポジティブ!(※ちなみに「人は見た目が9割」という本は累計発行部数100万部を超えるらしいです。) 


【共通点2】気のせいかもしれないけどなんか臭う 
①納豆の場合 
同郷の徳川光圀公と比較して、納豆氏が圧倒的に嫌われる理由の上位にあげられるのが、黄門様の加齢臭と比べても圧倒的な存在感を放つ独特な「ニオイ」ではないでしょうか。実際にさわやかな朝の起きがけにあのニオイをくらった方で、 「クサい!でも、豆が腐っている(正確には発酵している)んだから仕方ないよね、でも身体に良いからまぁいいや!」と潔く割り切れる方は、不倫がセンテンススプリングされたにも関わらず「レッツポジティブ」と高らかに宣言されたべ◯キーさんくらい少数で、世間の大多数の方はむしろ「クサい⇒キライ」という最短ルートを歩まれるのではないでしょうか。私自身も中二病を患っていた高校生の一時期、器の大きい男になる修行の第一歩として、当時唯一食せなかった納豆氏を克服すべく、当時発売されたばかりの「におわなっとう」なる画期的な商品を購入し、現在の某大手電機メーカーばりに「チャレンジ!」してみたのですが、それが過去のトラウマおよびPTSDによるものなのか本当に微香量なのかは発売元に問い合わせてみないとわかりませんが、どうもあのニオイがする気がして結局食べれなかったという心にキズを負った過去があります。それくらいあのニオイは強烈かつ印象的ですよね。 


②舛添都知事の場合 
欧州出張に5000万円以上を費やしたり、毎週末は早退して公用車で湯河原の別荘通いしたあげく少額の買い物でも「領収書クレクレ」申告したり、龍宮城スパホテル三日月という最近は絶滅危惧種なピンク秘宝館じみたネーミングセンスなスパホテルで2年連続1月2日に家族と過ごしていたにも関わらず政治団体の費用として計上したりと、次から次へとマニーに関する疑惑がわいてくるM都知事。その疑惑のニオイがミリオンヒット連発の週刊誌様の格好のネタになったのは心中お察ししますが、どうせ涌くなら新宿の都庁に天然温泉とか沸かしてくれればいいのにと思うのは、都民の皆様の共通認識だと理解しています。ただ、おそらく政治資金規正法上は明確にはアウトではないんでしょうね。政治団体の構成員を家族が勤めていてその会合だ的な。その疑惑を晴らすためには私自身が政治資金規正法をもっとちゃんと調べればいいのですが、貴重な私の時間がもったいないですし、そもそもふざけることが目的なので真面目な考察はたぶんしないけど後日行うとして、「M都知事=カネカネキンコ」ってイメージがついてしまうのは仕方ないかと。まぁその辺がマスコミの怖いところではありますが。 

 

ちなみにどうでもいいですが、納豆氏のことを「クサいからヤダ!食べれない!」と言っている幼い私に、我が母上が「身体にいいから食べなさい!」と仰せになり、かみ合わない議論の典型をしてしまったことは、幼い私を論理に目覚めさせ法律の世界へ進ませる第一歩になったと信じたい所存であります。 

【共通点3】とにかくしつこい 
①納豆の場合 
私が納豆が大嫌いな理由で他理由を圧倒的に突き放して第1位なのが、「しつこい」からなのです。私は優しく行儀を教えてくれる両親の下で育ったにも関わらず、いわゆる「ばっかり食べ」をしてしまうやや上品でないスキル保持者なのをまずご考慮いただいたうえで具体的被害状況に言及すると、食卓に「卵焼き」「味噌汁」「納豆」があったとして、最初に「納豆」に箸をつけると次は「卵焼き」のシーンに関わらず神聖なる卵焼き氏にお呼びでない「納豆氏」の糸がかかりますよね?しかも場合によってはその次の「味噌汁氏」にもしつこく絡んだりしますよね?それが絶対に許せないのです。「お前の出番じゃない!すっこんでろ!」って気分です。セクシービデオのクライマックスシーンでセクシー俳優さんの声がセクシー女優さんより目立ってしまう現象みたいなもんです。あまりの許せなさについつい上品でない具体例を記載してしまいましたがそれくらい許せないという感覚をご理解いただければ幸いです。 


②舛添都知事の場合 
5月20日の記者会見で一連の疑惑について質問された舛添氏は2時間15分の間に「第三者」という単語を40回以上もしつこく用いたそうです。で、朝日新聞デジタルに「第三者の・・・第三者で・・・・ 舛添氏会見、「第三者」40連発」というどこかのDMM.comで見かける動画のタイトルみたいな見出しをつけられる始末。武田鉄也氏の101回には遠く及びませんがそれでもかなりしつこい部類かと。会見内容を文字起こしする際はコピーアンドペーストを多用できて楽でしょうが。ちなみに人間は混乱した場合同じ単語を繰り返す傾向があるらしいです。(先日仕事で失敗したときに同じ現象を味わいました。取れたてホヤホヤの失敗談です) 

さてここまで舛添都知事と納豆の共通項について考察してきましたが最後にどうでもいいけど重要な話を。 

政治家って職業について個人的に思うことですが、私の学生時代の友人には政治家になられた方が何人もいますし、大学時代にお世話になった方は現在某自治体で首長を勤められているので、私は一般ピーポーより10mほど近い距離から政治家という職業を見ていると勝手に思っているのですが、基本的に政治家って良い事をしても褒められないわりに、故意過失問わずミスしたりあるいはミスと判断されたら、ここぞとばかりに叩かれるというマジメにやれば究極に割に合わない職業だという感想です。(なので承認欲求の塊でチキンハートな私には無理)それでも友人たちが政治家を志し厳しい選挙に身と私財を投じ合コンにも行かず身を粉にしてその職責を果たしているのは決して政治家が「オイシイ」職業だからではなくひとえに責任感と使命によるものが大きいのではという個人的見解です。 


そして都知事に関していえば、舛添氏、猪瀬氏、石原氏と、つねに話題をふりまくサザエさん的な歴代都知事のもろもろのお世話をしつつ、公共の福祉の向上のために職務を遂行されている都庁の職員の方々は非常に優秀なんだろうなと思います。(都知事必要なの?という根本的な疑問には明確に必要と回答 


それと、政治家たたきは日本のマスコミの王道だと思っているので、今回の件も個人的には「またやってるな。この人(要ちゃん)は知らんけど、きちんとやっている大多数の政治家の方々はいい迷惑だろうな」という感想しか持ちませんが、 政治家に関する報道がこういうのばかりだと「政治家=なんかよくわからんが悪い事ばっかりしてるやつ」って印象につながりませんかね?そういう印象が政治業界の人材不足の遠因じゃないかなと勝手に思ったりします。 

また、それとは別に政治家ってだけで無邪気に「悪い奴だ!」認定して親の仇みたいに叩きまくる人が一定割合いらっしゃいますが、要は(舛添氏のニックネームではなく、要するにの意)、政治家に適さないと思う人物は投票しなければ良いだけの話であって、どうしてもストレス発散したい方は、社会正義の名のもとに自らのストレスを正当化して無邪気に政治家を叩くより、この時期にお目見えする機会も増えた害虫ゴキブリ氏(昨晩は2頭もお目受けしました)を叩いた方が、よっぽど社会的に意義があり感謝もされるんじゃないかな、と思う次第です。 


今回もかなりの長文になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。 
では今日はこの辺で。 

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