【体験記】2017年・私を愛でた桜たち
4月といえば、いつも花粉症で体調を崩し、家で寝込んでいる間に桜が散ってしまう。というパターンがほとんどだったのだが、今年はどういう風のふきまわしか、数多くの桜を愛でることができた。
というわけで、2017年に私と相思相愛になった桜たちを載せていきたいと思う。
【@皇居】
皇居ランの最中に桜並木を通った際の一枚である。この写真の下部には大層愛想の良いポリスメンが写っていたのであるが、プライバシーの観点から、また国防上の観点から、カットさせていただいた。
※城壁と桜とエンペラーの住まいは、外国人観光客にとっては1回で3度美味しいらしく、多くの方が写真を撮っていた。
まだ正午を過ぎたばかりだというのに、夜の花見に備えて新入社員と思しき若者が場所取りをさせられていた。また、この写真を撮ったあと、カップルに盗撮を疑われたのか、訝しげな顔をされた。
堀と桜と青空の相性は抜群である。
「皇居の桜」というと、とっても右寄りな感じに思えてくるが、素直に綺麗で気持ちの良い景色が広がっていた。
【@四天王寺】
ピントを花に合わせるか、ハルカスに合わせるか、迷ってしまった。主役が2人いると、そういう事態は起こりがちである。
熟考した結果、ピントをハルカスに、面積は桜に、という妥協の産物が出来上がった。
【@とある街中の児童公園】
「夜桜」は「花見」と称した酔っ払いの宴会の餌食になりがちだが、この公園では酔客はおらず、静かに桜の花を堪能することができた。
【@御室仁和寺】
下方に自撮り棒を駆使して、桜との2ショットを試みる元女子がいたのだが、プライバシーと名誉の保護のため割愛させていただいた。
仁和寺の桜は御室桜といって、京都の一般的な桜の開花時期より遅いため、時代に乗り遅れた人にオススメである。
【@桜のトンネル(嵐電北野線)】
花びらが舞うなかをゆっくりと進む電車。死ぬまでに一度は見るべし。
一年中桜が見れれば、さぞ愉快だろうな、と思った2017年春でした。