【雑記】社会人になって10年目になった。生まれてこのかた34年になった。
気がつけば、大学というモラトリアム機関を出て就職して10年たった。
すっかりおっさんである。
満員電車ではいらぬ誤解を与えぬよう気をつけるようにしている。
愛想笑いだけで34年間生きてきたが、
そろそろそれも許されなくなってくるのだろう。
この10年を振り返ってみると、
「思ってた以上に平凡だけど、思ってたより悪くない」
という印象である。
そりゃ、失敗は沢山したし、
悔し涙を何回も流した。
辛くて辛くて、逃げ出したくなった時もいっぱいあるけど、
その都度、助けてくれる人がいて、
影で応援してくれる人がいて、
当時は辛くても、今となってはいい思い出に消化できている。
むしろ財産になっている。
そういう経験をできるのが、
就職することのメリットかな、とすら思う。
あんまり詳しく書くとアレだけど、
自分に合っていることも見つけれたし、
そのことを通じて、お金をもらえて、かつ社会に還元できるなんて、
サイコーに幸せだな、とも思う。
今は学生時代の友達の活躍を素直に応援できるし、
消息不明の友人を思い出してたまに心配している。
人見知りは治らない。
性欲はほぼない。
先日、祖母が亡くなった。
実は、今でも信じられないのだが、
周囲の話を総合して見ると、確かに亡くなったようだ。
亡くなる1年ほど前、倉庫から祖母の手帳を見つけた。
今から50年ほど前の手帳だった。
当時祖母は50歳手前だと思う。
中身を見ると、祖母は日記をつけていた。
たまに短歌も作っていた。
私は末孫なので悠々自適に暮らしている祖母の姿しか知らないが、
日記には、妻として、3人の母親として、
急激に流れていく時代に取り残される専業主婦の恐れ、
子供の成長を喜びつつも、巣立っていく寂しさが入り混じった、
母としての想いが綴られていた。
なんだ、いつの時代も一緒なんだ。
人の日記を盗み見といて、その程度の感想である。
とりあえず、人と自分を比較しないことが、幸せへの第一歩なんだろうな。
相変わらず、そう思ってる。
どうでもいいことを真剣に悩んでいるときは、
大概ヒマなときである。
リハビリのために、ブログを更新しただけです。
すいません。
※私みたいな自意識過剰な人間は、何回も読むべき本。ただし、めちゃんこ痛い。
ではでは今日はこの辺で。